MEMBER
さまざまな専門分野を持つひさまつクリニックの職員たちに、
どのような想いで日々の業務に取り組んでいるのかお話を聞きました。
Mさん
入社1年目
医療事務
Kさん
入社2年目
医療相談員
Hさん
入社1年目
看護師
Tさん
入社2年目
理学療法士
Sさん
入社2年目
看護師
Nさん
入社3年目
介護福祉士
Q1 入職したきっかけを教えてください。
法人理念の「従業員第一」に惹かれました。
医療相談員K)以前は精神科で勤めていました。長期間入院されている方が多い中で、入退院支援を経験し、在宅医療がどういうものか考えるようになりました。ちょうどそのタイミングでひさまつクリニックの求人が出ていて、平和会のホームページ等を見て興味を持ちました。法人の理念から働きやすい職場を目指しているのが伝わりました。霧島に住んでいましたが、距離は気にせず決めました。今は鹿児島市内に引っ越しましたが、当時は霧島から通勤していました。
看護師H)病院で働くなかで、退院後の生活についてもう少し考えたいと思い転職を決意しました。当時担当していた患者さんにひさまつクリニックが関わっていて、働いてみたいと思っていました。
医療事務M)前職は、エステのスタッフです。家族が医療機関で仕事をしていたこともあり、医療関係の仕事に興味を持ちはじめて、頑張って医療事務の資格を取得しました。就職を考えた時、ひさまつクリニックのホームページを見て在宅医療のことについてもっと知りたいと思いました。
理学療法士T)総合病院や老健、特養と経験を積み、訪問リハにも携わってきました。その経験を活かし、もっと広い視野をもってリハビリテーションを提供していきたいと思っていたところ、たまたま訪問リハの研修で平和会の職員が講師をしていて訪問リハへの想いが強くなりました。
平和会には面識がある人が多かったので、入職にも前向きでした。
介護福祉士N)医療や介護の現場で様々な経験をしてきました。いろんな介護サービス事業の経験から、小規模多機能で働いたときに在宅生活を支えるという点に楽しみを持ちました。その際、看多機(フォーピース紫原)の現場を見学して職員の対応やフロアの雰囲気が和やかな感じがして率直にここで働きたいと思いました。
看護師S)以前は総合病院で働いていました。目の前の治療に追われながらの毎日でした。
今後の病状や退院後の生活に不安を抱えている方達にどう接して良いか後悔や葛藤がありました。その時、平和会の訪問看護を知り志望しました。自分が看護師として経験が浅いので大丈夫かな?と不安がありましたので、面接でたくさん質問しました。その時の雰囲気や教育体制のこと、面接官からの「今後の成長が楽しみ」という言葉を聞いて、転職を決意しました。
Q2 実際働いてみてどうですか?
休日と仕事のメリハリがしっかりできます。
医療相談員K)皆さん優しいです。前職と比べ利用者の入れ替わりが多く、業務がいっぱいいっぱいになる事がありますが、同職種だけでなく多職種のスタッフから助けて頂いてとても感謝しています。
看護師H)私は、「失敗した!しまった!」と思っても、皆さんサポートしてくれるので、とても仕事がしやすいです。先生方は、分からないことや書類の書き方を間違っても優しく教えて下さいます。毎日仕事が楽しいですね。
理学療法士T)医師との連携がとりやすいです。以前の職場は医師の状況を伺いながら声をかけていて、ときにタイミングを間違えると大変なことも…。院長との近い距離感も印象的です。コロナ禍の状況であってもユーチューブを利用して情報発信や、ボーナス支給の時に現状についてメッセージを伝えて下さいます。院長の考えを聞くことで、スタッフは働く上で安心感が持てますね。人間関係がギクシャクしている現場も見てきたので、働きやすい雰囲気を重視しました。平和会の医師はいろいろ相談がしやすいです。
看護師S)私もそう思います。病院ではいろいろ気遣うことがありますが、平和会の先生方はとても優しいです。また看護師の先輩方も優しく頼りになります。安心して訪問看護ができるように一緒に働いている先輩方がよく教えてくれて心強かったです。入ってみて最高です(笑)
介護福祉士N)介護職はどこの職場も入れ替わりが激しく離職率が高いですが、平和会の介護職の離職率は少ないと感じます。職員同士が仕事やプライベートの相談ができるからでしょうか。利用者とも密に関わることができ、やりがいのある働きやすい職場だと思います。
看護師S)看護師も長く働いている方が多くて、離職が少ないなと感じました。
理学療法士T)リハも離職者は少ないです。自分は前職で12年の経験があり管理業務も担っていました。ここでは最近まで年齢も経験も一番若いスタッフの一人でした。経験の長い人が多い職場なので、勉強になることが多いです。
医療事務M)病院とは違った雰囲気で、楽しみながら仕事をしていてアットホームです。皆さん仕事とプライベートのオン・オフの切り替えがはっきりしていて良いなと思います。私も休みの時は完全オフで、しっかりリフレッシュしていますよ。
医療相談員K)私もそう思います。休日をしっかり確保してますよね。自分の体調が優れないことがあってもすぐに皆さんが業務をフォローしてくれてありがたいです。
看護師S)私は、休みの日に釣りをして過ごしてますよ。父や釣り仲間とイカ釣りをするんです。捌くのは練習中ですが、とても楽しいですよ。
医療相談員K)すごい!私は釣りや捌くことはできないな~(笑)
介護福祉士N)私の休日は、子供たちと遊んでいます。今まで土日に休む事が難しかったのですが、今は日曜日に月1~2回休みがとれるようになりました。今後の期待をこめて、もう少し休みがとりやすくなるともっといいなと思います。(笑)ゆっくりと過ごすことが少なかったので、今後は家族と過ごす時間も増やせるかなと思っています。
理学療法士T)私はサッカーが好きで、サッカースクールのコーチでサッカー漬けの日々を送っています。ポジションはGKで体を動かしながらいい汗かいています。もちろん、家庭に支障のないよう楽しんでいます。
Q3 仕事のやりがいについてどう感じていますか?
住み慣れたご自宅で過ごして頂けるよう
多職種連携で支えていく。
医療事務M)私は、医療事務と医師、看護師との連携ですね。診療の仕事をいかにスムーズに動きやすくサポートできるかを意識しています。うまくいった時は、「やった!」と嬉しい気持ちになります。
医療相談員K)前職の経験では、在宅生活が難しい患者さんやご家族から、やむを得ない病院生活の中で“ありがとう”と言われることが多かったです。今平和会で働いて「退院して自宅で生活できることにありがとう。」「自宅に戻ることができてよかった。訪問診療を利用して24時間対応してもらって安心。ありがとう。」と言われています。ご本人、ご家族の希望に添ったありがとうを聞くことが増えました。私もMさんと一緒、嬉しい気持ちとやりがいを感じます。
介護福祉士N)確かにやりがいを感じますよね。医療ニーズの高い方だと通常のデイサービス、デイケアでは対応できないことがありますが、フォーピース紫原は通いや泊りができて、家族の助けになれるのではないかと思います。そんな仕事に関われてますます「がんばろう」と思っています。
理学療法士T)訪問リハでよくある話ですが、生活様式で病院でできていたことが家に帰るとできないことがあります。例えば、トイレ動作や家の中の移動、そういう時になぜできないのかをご本人、ご家族と一緒に考える。試行錯誤しながらできた時は達成感ありますね。逆に病院でできないことが家ではできることもありますよ。その人の家だからこそできることを見つけることが面白いです。
看護師S)私は、一人で患者さん宅へ訪問した時に、私の名前を覚えて下さったことが嬉しかったです。病院では治療に追われていたので、家に訪問して看護をすることで、日常の幸せを共有できることが良いなと感じます。まだ未熟ですが、自分で考える力が少しずつできていると実感しています。
理学療法士T)自分自身の成長を実感できることは、また一歩前進ですね。
Q4 これからやってみたいことは何ですか?
たくさんの経験を積んで
自分なりに成長していきたい。
介護福祉士N)看多機(フォーピース紫原)では、医療ニーズの高い利用者が多いので、介護職としても医療のことを勉強していきたいです。また、看多機では、訪問介護にも力を入れていて、生活環境が整わず大変な状況なお宅もあるけど、それぞれの利用者さんの生活を知り、訪問(介護·看護)・通い・泊りを通じて、支えることができます。毎回家に行くのが楽しいですね。今後、フォーピース紫原がどうなっていくのかが楽しみですね。事業拡大ではないけど、新しい取組みも始まるんじゃないかという先々の期待も持っています。
医療事務M)今業務を教わっている最中です。事務作業の中の小さいミス、数字のミスを減らしていこうと思います。
医療相談員K)私はこの2年間、業務で関わる方々に迷惑をかけないように仕事をすることを目標にしてきました。今後も相談員として、いろいろな方と関わることが多いので、それぞれ職種のことを深く知って連携を図りたいです。
看護師H)仕事について疑問に思ったことはその時しっかり聞いて、やるべきことを整理しながら解決できるように気を付けようと思います。その時確認すべき事や取りこぼしを減らしていこうと思います。
理学療法士T)在宅生活は魅力的な所がたくさんあります。病院のように制約がないので、“やりたいと思うことはやってみよう”とルールに縛られずに、いろんなことをチャレンジできるところが在宅生活の良さだと思います。在宅を経験すると今までにない楽しさが見えて、病院勤務には戻れないなと感じます。訪問看護ステーション勤務になりますが、クリニックと特徴が違う所もあります。まずは環境に慣れていろんなことを勉強したいです。同時にスタッフ間の連携にもよい循環が出来ればと思います。
看護師S)そうですね。病院だと患者さんに「これはしてはいけない」等の制限があります。その人らしさはどこにあるんだと疑問を浮かべることがありました。たまたま病院で関わっていた人を在宅で診る機会がありましたが、病院の時と表情が全然違って在宅生活はその人を幸せにする力があると思いました。改めて在宅生活の素晴らしさを感じました。訪看の利用者さんは人生の先輩がほとんどです。自分が生きていくうえでの糧を勉強させてもらっています。その経験を大切にこれからもたくさんのことを知って引き出しを多く持ちたいです。